春秋航空上海ー佐賀便の体験記（2013年6月10日）

投稿者：ブッチャー

搭乗LCC：春秋航空

搭乗路線：上海（上海浦東空港）ー佐賀（有明佐賀空港）

搭乗日：2013年06月10日

春秋航空上海ー佐賀便の体験記

春秋航空を利用すると、乗客は全て乗っているのに、管制塔からのOKが出ないのか、なぜか飛行機内でジッと待機させられることがある。この日もその「待機」に当たってしまい、待てど暮らせど飛行機が飛ぶ気配も無く、乗客皆がジッと機内で待たされることになった。

一時間ほど待ったあたりであろうか、機長からのアナウンスがあり、ようやく「離陸します」と。まさか朝の８時代のラッシュ時であるから、ローコストキャリアは普通の航空会社の離陸の隙間が見つからない場合は待たされるのかなあ等とちょっと不満を抱きつつも、飛行機は無事に離陸をした。

私は飛行機に乗ったらとにかく「ほうっておいて欲しい」タイプなので、春秋航空のサービスはとてもありがたい。結構気い使いなので、普通の航空会社の便に搭乗し、飲み物のサービスが始まると、結構ソワソワする。私の順番になり、「何にしますか？」と言われると、断るのも悪いので、飲みたくもないコーラ等を注文し、開きたくも無い座席のテーブルを開いてしまう。春秋は飲料も全部有料であるから、「何にしますか？」等と問われる事もなく、無用であれば客室乗務員は無言で私の横を通り過ぎていってくれる。

これも私は「サービスの一環」だと思う。一切を放っておいて欲しい人もいるのであるから。逆にのどが渇いた、おなかがすいたとなれば、それほど高い値段でなく飲料や食べ物を提供してくれるのであるから、このサービスは私にとっては「当たり」。別にローコストだからと言って、飛行機のスピードが極端に遅いというわけでもなく、離陸からは１時間半程で無事に佐賀空港に着陸をした。見送りだって「ザイチェン」で十分。慇懃がない、いかにも中国らしくサッパリした春秋航空の空の旅は、私にとっては快適なものであった。